読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日本のマーケティングはもっと進化すべきだと思う

◾️ AMNの提唱するアンバサダー・マーケティング 先日、日本におけるブログ・マーケティングあるいはカンバセーション・マーケッティングを早くから手がけ、最近ではその延長で、『アンバサダー・マーケティング』を推進する、アジャイルメディア・ネットワー…

人工知能と人間の決定的な違いは何か?

◾️ 人工知能は人間を超えるとの信念 脳の解明が進み、人工知能の能力が拡大していけば、人間を超える存在となる、というシナリオがある(かなり広範に流布している)。日本ではそのまま賛同する人は少数派だと思うが(そう私が思っているだけなのかもしれな…

パーソナルデータ活用で米国に敗北が決定的! 起死回生の妙案はあるか?

先日( 2/9)、国際大学GLOCOM主催で行われた『パーソナルデータの自己活用と法的課題』というセミナーに出席した。これは、『マイデータ活用に関する連続セミナーシリーズ』の第2回目で、今回はマイデータ活用に関わる法的課題について講演およびパネルディ…

AIのような先端技術は『倫理』で抑制できるのか?

◾️ 皆が口にする『倫理』 昨今の科学技術の進歩は人間の想像をはるかに超えたペースで進行しており、突然、技術の成果が、人間の健康や生命、さらには人類の生存すら脅かすような存在として、立ち現れるようなことが現実の問題になってきている。その危機感…

日本企業は迷わず『経験価値の徹底追求』に取り組んだほうがいい

◾️ トランプ政権誕生でも変わらないトレンド 2017年はトランプ政権誕生という大波乱のおかげで、政治も経済も今後を見通すことが以前にもまして難しくなっている。経済問題に限って見ても、選挙の公約について本当のところ何をどこまでやるのか。それによっ…

『ゲンロン4』を読み、2017年年頭の決意を新たにした

◾️ 予想以上に面白かった『ゲンロン4』 年末年初の休日を利用して、思想家の東浩紀氏が主宰するゲンロン社が出版する『ゲンロン4』*1を読んだ。一連の『現代日本の批評』の連載の最終回としても、2001年以降の平成の批評史としても大変読み応えがあり面白か…

2017年をどう生きればいいのか/次の10年期を見据えて

2017年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。 ■『反(アンチ)』の2016年 この年末は例年書いてきた10大ニュースに関わる記事が間に合わなかったのだが、2017年の豊富を語るためにこそ、2016年を改めて振り返り、評価/分析…

一人負け日本で企業はどう生き残ればいいのか?

◾️ 漠然とした不安感 この数年、アベノミクスの効果は多少ともあって、景気は一息ついたとの印象がある。だが、度重なる金融緩和策もそろそろ効果が切れてきていて、不透明感が強くなってきていると言わざるをえない。しかも、次世代の日本を背負っていける…

今は予測や情勢分析のスキルを徹底して見直してみるべき時

◼️ 軒並み予測が外れた米国大統領選挙 先の米国大統領選挙が残した印象的なエピソードの一つに、世論調査や専門家の予想が軒並み外れたことがある。マスメディアの予測については、CNNやワシントンポスト紙など、あらかじめヒラリー・クリントン氏支持の旗色…

指数関数的に変化する未来をどう予測すればいいのか

◾️ 未来予測が非常に難しい時代 ここしばらく、人工知能のような先端技術と社会の今後というテーマを、これまでにまとめてきたことを棚卸しする意味で整理している。昨今世間を賑わす先端技術の多くは『デジタル化』がその背景にあり、デジタル化することに…

トランプ大統領登場以降に何が変わるのか・変えるべきなのか

◾️ 分水嶺 先日、ブログの原稿を準備して投稿しようとしていて、絶句してしまった。ちょうど米国の大統領選の経過を見ていたら、見る見るトランプ候補の得票が増えて、次期大統領に確定してしまったではないか! 自分自身、いわゆる『トランプ現象』は決して…

技術が示す未来だけでは生の欠落を埋めることはできない

先日(10/19)、WIRED JAPANが企画したコンファランス『FUTURE DAYS』に参加した。 10/19(水)開催! WIRED CONFERENCE 2016「FUTURE DAYS:未来は『オルタナティヴ』でなければならない」|WIRED.jp このコンファランスは、『テクノロジーの進化によって近…

あらためて痛感する日本企業の重い課題

◾ CEATEC JAPAN 2016 先日、アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展 とされる『CEATEC JAPAN 2016』*1に出かけた。この10年くらい毎年欠かさずこのイベントには参加してきたが、この間、日本のIT・エレクトロニクス業界は戦後最大級の激動期にあり…

破壊願望しか見えてこない米国を憂う

◾ ヒラリーの勝利? 米国の大統領選挙がいよいよ佳境に入ってきた。9月27日(日本時間)には民主党候補のヒラリー・クリントンと共和党の候補に上り詰めたトランプの第一回目の公開テレビ討論会が行われた。当初から泡沫候補と叩かれ続け、同じ共和党の長老…

人工知能に絶対に任せてはいけないこと

◾ 自動運転に関する公開セミナー 先日( 9月20日 )、弁護士会主催の自動運転に関する公開セミナーが行われたため出席した。内容そのものは、ほぼ旧知と言ってよく、自分にとってそれほど目新しい発見があったわけではないのだが、Q&Aセッションで少々気にな…

ブロックチェーンに漂う暗雲?/革新的技術の社会での受容の難しさ

◾ ブロックチェーンのイベント 先日(9月8日)に開催されたブロックチェーン・イノベーション2016(GLOCOM View of The World シンポジウム)*1に参加してきた。このイベントは昨今非常に話題になってきているフィンテック関連の中でもとりわけ注目度が高…

『遺伝子工学』に革命が起きてる!/『ゲノム編集』が凄過ぎる

■ 最も差し迫った分野は? 昨今の先進テクノロジーの進化とその影響が破壊的であることはこのブログでも繰り返し述べてきたし、最近では同種の情報が急増して、私が多少の発信をしたところですっかり埋もれてしまうようになった。しかも、どの分野のテクノロ…

情報通信白書を読んで考えてみたこと

◾ 情報通信白書 読書会 先日、国際大学GLOCOMで行われた、『平成28年版情報通信白書』読書会に参加してきたので、それをきっかけして考えたことをここにまとめておこうと思う。 イベントの概要は下記の通り。 <日時> 2016年8月10日(水)15:00〜17:00<講…

日本発のネット関連サービスを再び世界へ

◾ 日本発のネット関連サービスの勝ち組 『日本の発のインターネット関連サービスの海外進出による成功はどうすれば可能なのか。そもそも可能性があるのか。』 これは本来とても重要な問いだと思うのだが、さびしいことに昨今ではそのような問い自体が少なく…

『日本の課題を読み解く わたしの構想1(NIRA編)』を使い倒してみよう

◾ NIRAの研究活動が一覧できる 先日、NIRA(総合研究開発機構)から発刊されている『日本の課題を読み解く わたしの構想1』*1という冊子をいただいた。私自身、ここの研究活動の一端に参加させていただいているので、本書について記事を書くことは、一種の「…

東京への人口一極集中の必然とメリットを理解すべき時が来ている

◾ 進む東京への人口の一極集中 総務省発表による今年1月1日時点の人口動態調査によると日本の人口は7年続けて減少し、特に今年は、前年から27万1834人減り、調査を始めた1968年以降で最大の減少数だった。 一方で、東京を中心とする首都圏の人口は前年比11…

イチローのような『天才』から何を学ぶべきなのか

◾ 日本人皆にとって誇らしい年 本年は驚くような、そして、どちらかというと陰鬱な事件が相次ぐ一年だが、日本人にとって誇らしく喜ばしい出来事もある。メジャーリーグで活躍するイチロー選手の安打数世界一更新(日米合計)とメジャーリーグ史上30人目の3,…

英国のEU離脱問題から学ぶべき真の教訓とは

◾ 大抵の日本人には理解しがたい問題 2016年はまだやっと半分が終わったところだが、何だか世界中から次から次へと驚くべきようなニュースが飛び込んでくる。いつの間にか、それに慣れっこになって、これ以上何が起きても、ちょっとやそっとでは驚かないだろ…

これからの市場で勝つためのフォーミュラとは

◾ アベノミクスの評価 参院選を目前に控え、アベノミクスの成果についての議論が騒がしくなってきた。有効求人倍率の向上を成果が上がった印として強調する自民党に対して、格差の拡大等をあげて失敗との評価を下す野党の舌戦が始まっている。 私自身は今ひ…

シンクロすべき技術の進化と社会の進化

■ フェーズは変わってきている? 昨今、人工知能等のハイテク技術に関わる議論は実に賑やかで、相変わらずメディアには多数の記事が飛び交っている。ところが、一方で妙に心騒がない自分がいる。情報は従来以上に大量に押し寄せてくるが、目新しい視点や本質…

プラットフォーム化が全領域におよぶ近未来とその問題点について

◾ ブロックチェーン 先日(5月18日)、国際大学GLOCOM主催で、ブロックチェーンについてのイベントがあったので、日中の忙しい時期ではあったが出席してお話しを聞いてきた。 GLOCOMブロックチェーン経済研究ラボ 第3回セミナー「通貨としてのビットコインを…

ソーシャルメディアの闇が世界を滅ぼす?

◾ 蔓延する不寛容と過剰反応 ジャーナリストの神保哲生氏と社会学者の宮台真司氏による有料放送、『ビデオニュース・ドットコム』の4月30日に配信された番組は『誰が何に対してそんなに怒っているのだろう』*1というタイトルで、昭和大学医学部教授で精神科…

『慰霊』がわかると日本の真の問題が見えてくる

◾ ゲンロン2 思想家の東浩紀氏の主催する、ゲンロンカフェから、著書『ゲンロン2 慰霊の空間』*1が送られてきてから、大分時間が経過してしまったが、少しだが、感じたことを書いておこうと思う。東氏の時代認識のアンテナには、いつも本当に驚かされる。い…

今日本のリーダーに相応しい人物像とは

■最高のリーダーとは しばらく、いわゆるビジネス書をあまり読まなくなっている自分に気づき、最近のもので評判がいい本を見繕って読んでみようと思い立った。その中でタイトルもキャッチーで、しかも、このところ少々気になっていた、リーダシップ論に関わ…

人工知能のビジネス利用はどのように進むのか

◾ 用語は浸透したが・・ この2〜3年、私のブログでも何度か人工知能に関わる話題について取り上げてきたわけだが、その度に世間での関心度がまさに幾何級数的に増大してきていることをひしひしと感じてきた。だが、Google傘下のDeepMind社の人工知能プログ…

『悲観大国』日本のままでいいはずがない

▪悲観大国 エデルマン・ジャパンが2月に発表した、世界28カ国で実施した第16回信頼度調査「2016 エデルマン・トラストバロメーター」における日本の調査結果は大変インパクトがあり、ずっと気になっていた。日本は将来への期待度が世界で最も低い『悲観大国…

東日本大震災5年目に思う/またしても歴史は抹消されるのか

◾ いまだに課題は山積み 先日(3月11日)は、東日本大震災から5年目ということで、メディアでは特集番組や特集記事等も組まれて、震災の記憶を取り戻す機会となった。関東に住む私たちにとっては、報道も減り、ともすれば忘れがちにもなるあの大震災の記憶だ…

暴言王トランプ氏が米国大統領に?/一体何が起きているのか

▪スーパーチューズデーを制したトランプ氏 米国大統領選挙に向けた予備選挙は、先日(3月1日)、最大のヤマ場と言われるスーパーチューズデーで、共和党のトランプ候補が11州中7州で勝利して、7月の党全国大会での候補者指名獲得へまた大きく前進した。ト…

自動運転を例にあげてブログを書くことのメリットを考えてみる

▪自分のためになるブログ 今年も早くも3月を迎えるが、この3月が終わると2015年度が終了し、2016年度が始まる。その区切りはちょうど私が本格的にブログを開始した時期(2008年4月)に重なるので、いつも年度末が近くなってくると自分のその年度のブログ記…

技術理解の『差』は衝撃的なほど広がっている

▪人工知能はビジネスに影響しない? 先日、友人の誘いもあって、とある人工知能の勉強会に出かけた。たしか、人工知能が浸透してくるこれからの社会について考察する、というようなタイトルだったと思うが、これは額面通りなら今自分が最も関心があるテーマ…

家族制度の行く末をどう考えておくべきか

◾ 前回残した課題:家族制度はどうなっていくのか 前回のブログエントリーで、社会学者の見田宗介氏の現代思想(2016年1付き臨時増刊号)*1における論考を参照して、1973年以降の日本人の意識の最も大きな変化は、近代家父長制家族(人間の生の全領域の生産…

SMAPスキャンダルが呼び出した日本社会に潜む『怪物』への対処

◾身につまされたSMAPの謝罪 年明け早々、世を大いに騒がした、アイドルグループSMAPの解散/所属事務所からの独立スキャンダルは、1月18日に『SMAP✖SMAP』緊急生放送で、5人がケジメの謝罪を強いられ、それを条件に元の鞘に納まる形で決着した。日本中が固…

アジアの中間層が世界を変える?/世相が暗い今必要な明るいシナリオ

◾ 『激震』相次ぐ世界本年のキーワードは『大変化』と年初に書いたが、早々に『激震』『激変』を感じさせる出来事が相次いでいる。昨年は年初から(1月7日)フランスでシャルリー・エブド襲撃事件が起こり騒がしい一年を予感させたものだが、今年もイスラエ…

東芝に見る日本の企業組織の危機/下落する日本を反転させるには

◾本番はこれから?:東芝不正会計問題 2015年の重大ニュースの一つに、東芝の不正会計発覚があるのは異論のないところだろう。年内には収束せず、一旦は見送られる気配さえあった経営者の刑事告訴も、2016年には実現する可能性が出てきた。そうなれば、あら…

東芝に見る日本の企業組織の危機/下落する日本を反転させるには

◾本番はこれから?:東芝不正会計問題 2015年の重大ニュースの一つに、東芝の不正会計発覚があるのは異論のないところだろう。年内には収束せず、一旦は見送られる気配さえあった経営者の刑事告訴も、2016年には実現する可能性が出てきた。そうなれば、あら…

来るべき『大変化』に備えるために必要な『自画像』の明確化について

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。 ▪今年最も深刻になる問題 昨年末に準備していた2015年の総括(10大ニュース)が、多忙のため年内に書ききれなかったため、2016年の年初は、昨年同様、本年および今後のトレンドをいくつ…

人工知能(AI)は自意識を持つようになるのか?

▪2015年を代表するキーワードの一つ:テクノロジー 2015年がまもなく終わろうとしている。前回は、2015年がテロの年になってしまったことを取り上げてテーマとした。だが、2015年を代表するもう一つのキーワードを忘れるわけにはいかない。テクノロジーだ。 …

テロから何を学ぶべきなのか/矛盾する『政治』と『経済』と『文化』

▪改革を余儀なくされる近代国家(文明) 本年(2015年)も押し迫ってきて、そろそろ10大ニュースをまとめようとこの一年間を振り返ってみると、年初から年末に至るまでテロ事件ばかりが目立って気が塞いでくる。しかも、テロは、年初にパリに始まり、年の終…

水木ワールドに追いつく世界/ 追悼:水木しげる先生

▪良い旅を! 去る11月30日、漫画家の水木しげる先生が逝去された。享年93歳だという。大往生とも言うべき高齢ではある。だが、ネットに見る多くの人の感想とも重なるが、私も何だか先生は、100歳とか120歳とかに至るまでご健在なのではないかとどこかで思っ…

テクノロジーの進化の先にあるのはユートピア? ディストピア?

■視点を遠くに 前回ブログを更新してから、体調を崩して(風邪をひいて)、中々体調が元に戻らないのでブログの更新もすっかり遅れてしまった。ここしばらく、新しい技術のもたらす、具体的な問題点について領域を絞って書いていこうと思っていたので、昨今…

『下町ロケット』だけではわからない/終焉に向かう特許制度

▪テレビドラマ『下町ロケット』 この秋のシーズンのテレビドラマとして、『半沢直樹』や『ルーズベルト・ゲーム』等、高視聴率ドラマの原作者としてすっかりその名が定着した作家、池井戸潤氏の直木賞受賞作『下町ロケット』をベースとして制作されたテレビ…

自動運転車の法律問題を総括すると見えてくる難解な課題

▪越えるべき高いハードル:法律問題 ちょうど今モーターショーが開催されているが、昨今の自動車の話題といえば、まず第一に出てくるのが自動運転車だ。しかも、いつ実現されるかわからない将来の夢ではなく、2020年くらいまでには何らかの形で市場に投入す…

次の噴火は目前?/次世代位置情報関連ビジネスの相貌

▪日本で一早く花開いたジオメディア 日本で世界に先駆けて収益化に成功した、ICT関連ビジネスの成功事例の一つにカーナビゲーションシステムがある。すでに80年代初めごろから商品として投入され、今では日本市場の約7割の自動車にカーナビゲーションが搭載…

いよいよテレビ放送というビジネスモデルも限界かもしれない

▪テレビ復権の年:2013年 今から2年前の2013年はテレビドラマ復活・復権の年と言われたことを懐かしく思い出す。『半沢直樹』のような平均視聴率40%を上回る怪物作品もあるかと思えば、視聴率こそ20%そこそこながら、日本中をドラマの枠を越えてブームに巻…

世界を揺るがすFinTechの恐るべき胎動

▪忘れ去られようとしているビットコイン 去る8月1日、仮想通貨ビットコインの東京の取引所(マウント・ゴックス)から大量のコインや預かり金がなくなった事件で、同社のCEOであったマルク・カルプレス容疑者が逮捕された事件があった。この逮捕劇は、昨年…