私のブログ

今朝、いつもの通り、RSS登録してあるブログをチェックしていたら、アンカテのessaさんのブログのタイトルに、『見えない次元の競争』の重要性、というのが、チラッと見えたので、『ああ、essaさんもこの議論に興味があるんだ。でも、どこから情報を得たのだろう?』と思ってブログの内容を読んでみると、なんとびっくり。私のブログが情報元ではないか!「見えない次元の競争」の重要性 - アンカテ すかさず自分のブログに飛んでみると、訪問者が激増している。さすが、優れたブログから紹介されるということはすごい、ということを実感することになった。


私のブログは、自分で言うのも何だが、とても地味だと思う。写真や動画を入れることは滅多に無いし、取り上げる内容もあまりup to date なものを選んでいるわけでもない。(セミナーの報告が唯一 up to date と言えなくもない) どちらかというと、自分の関心のままに、自分が本当に書いておきたいと思うことを勝手気ままに書いている。(ただ、自分の現段階で書ける最大限ではあるため、毎回書き終わると、それなりの納得感や充実感はある。)まあ、一言で言えば、自分本位なブログなのだ


それでも、読んで下さる方がいることはとても嬉しいことだ。しかも、essaさんのように、思慮深くレベルの高いブログを書かれる人に読んでいただいて、それなりに評価していただいていることを知るのは、何より嬉しい。そんな人が一人でも二人でもいらっしゃることを知ることができて、私も本当にブログを書き始めた甲斐があったと思う。


私も、海部美知さんとessaさんが、まるで交換日記さながらに、NTTドコモのことにブログで言及されているのは知っており、興味深く読ませていただいていた。

ドコモはアップルの出入り業者になる覚悟があるのか - アンカテ

ドコモは「幕末の日本国」なのかも - Tech Mom from Silicon Valley


ただ、essaさんが、この文脈で、『見えない次元の競争』に関わる記述を関連づけて読まれたことは、私にとっては非常に新鮮だった。私自身は、どちらかというと、市場での競争にどのように勝ち残るか、という比較的狭義の問題解決を意識していたからだ。だが、そう言われてみると、今のNTTドコモのような企業を解釈する手がかりとして、この概念が使えるのかもしれない。そういう意味では、私もあらためて勉強させていただいた気がする。 ブログを書くのは自分のため、というのはこういうことを言うのだろう。本当にありがたいことだ。


自分の過去を振り返って見ても、世界は大いに変化してきたと思うのだが、これから起きそうなことや可能性を考えると、そんな程度では全然すみそうにない。もっとドラスティックな変化が起きてくると考えざるを得ない。変化の大きさが、自分の許容範囲を超え始めているのではないかと感じる人も多くなっているのではないだろうか。少なくとも自分はそうだ。今までの経験だけで乗り切れるようにはとても思えない。だから、自分なりに様々な課題について勉強して、その成果をブログに書いて仲間と共有していこうと考えていたのだが、それを少しでも多くの人とともに考えて、自分も学ぶきっかけとして使えるのであれば、望外の幸せだ。これからも自分のできるかぎり、ブログを書いて行こうと思う。