2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

若者をポジティブに評価すると中高齢層の反省すべき点が見えてくる事

■若年層の自動車離れに対する反響の多さ 私のブログに、検索エンジン経由で来ていただく人の、検索キーワードを見ていると、『若年層の自動車離れ』が非常に多い。これは私にとっては正直違和感がある。というのも、確かに市場が劇的に変化している要素とし…

ハイエクに学んで21世紀に生残る

■ハイエクと私 池田信夫氏の、『ハイエク 知識社会の自由主義』*1を読んだ。本の内容自体も面白かったが、ハイエク*2 に対して、どのように自分が相対して来たのかを振り返り、感慨に耽ることになった。 私は経済学部出身でありながら、あまり経済学を勉強し…

『佐々木俊尚氏の有料メールマガジンが面白い』と私が思う理由

■佐々木俊尚氏の有料メールマガジン 佐々木俊尚氏の有料メールマガジン(佐々木俊尚のネット未来地図レポート)を、配信開始と同時に拝読しているが、事前の予想以上に面白い。現在まで、3回の配信があり、それぞれ以下のようなタイトルで、ITネット関連の…

若年層に見られる『成功者イメージ』の変化

■若年層の職業観の変化 8月7日の私のブログキムタクの『職業ものシリーズ』ドラマから見える現代の職業観 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観るは、速水健朗氏のブログエントリー【A面】犬にかぶらせろ!: トム・クルーズ映画から学ぶ中二病患者の…

いつの間にかまた悲惨な歴史を繰り返すことのないように今考えたい

■ナチスの残した教訓 ヨーロッパに赴任した旧友は歴史の大家と言っていい物知りなのだが、赴任早々のヨーロッパレポートは、予想通り、アウシュビッツや、マイダネクの収容所への訪問記だった。言わずと知れた、ナチスがユダヤ人を虐殺した収容所である。私…

日本教を世界に通用する普遍的な知恵にしたい

■アンカテのessaさんが語る『日本教』 最近、アンカテのessaさんが、『日本教』について書いておられたのを読んで2008-07-31 - アンカテ、 その参考文献を見ると、阿部謹也氏や山本七平氏、さらには井沢元彦氏らの名前が並んでいる。あらためて、essaさんが…

キムタクの『職業ものシリーズ』ドラマから見える現代の職業観

■キムタク主演のドラマ『CHANGE』 木村拓哉が総理大臣を演じるフジテレビ系ドラマ『CHANGE』は、同時期に放映された、仲間由紀恵主演の『ごくせん』に当初視聴率でリードされながらも、20分以上にもおよぶ長回し1カット撮影という異例のスピーチシーンを目…

Web2.0を勝ち抜いた企業が市場の支配権を握る日

■Web2.0は金にならない? 『Web2.0は金にならない』と切り捨てる人が最近周囲でも増えて来た。確かに、最近米国でも、広告収入を目論んだWeb2.0関連のビジネスモデルでは、儲からないという議論が数多く出て来ている。確かに、昨年来のサブプライムローン問…

創造性とポジティブに考える習慣

■日本企業のまじめさ(=暗さ) 日本の企業社会の雰囲気、風土は一昔前と比較すると、ずいぶんと柔軟になったという印象があるが、歴史のある大企業や大組織になればなるほど、過度な『まじめさ』に直面する事がまだ多い。特に、シニアの多い役員クラスで構…

ボーダーレス消費の拡大

■マーケットセグメントの重要性 6月10日のブログで書いたように、変質した日本市場へのアプローチ - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る 市場を把握して、効率的にアプローチするためには、調査データ等を元にマーケットを細分化(セグメンテーシ…