2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

広告宣伝は変化から創造の時代へ

■インターネットにより変化する広告宣伝 企業の広告宣伝/マーケティングの現場は、インターネットの浸透により大きな影響を被っている。企業がアプローチすべき消費者がものすごい勢いで変化しているので、これは当然のことだ。消費者に追いつけなくなった…

『ケータイ小説的』に喚起される多くの気づき

■若者像の把握のしにくさ 現代の若年層の本当の姿を把握することは、正直なところ本当に難しい。専門的にフィールドワークや調査をする訳ではないため、自分の周囲から得られる情報程度では、どうしても限界がある。それでも、関心を持って情報収集につとめ…

『価値発見&協創ブロガー』になれないか

■私のブログにいただく皆さんの反応 6月21日と22日の私のブログ記事は、最初一気に書き上げたのだが、長くなりすぎたので二つにわけて、一話ずつ完結させた形で、エントリーした。二つに分けたことがある意味問題喚起になったのか、何人かの人に興味深…

経営で変える日本 

■『系列』『総合』が強さの象徴だったかつての日本 戦後の日本は、日本式コングロマリット、いわゆる系列という巨大な企業グループをつくり、あらゆる種類の業種をその中におさめて独自の発展を遂げて来た。独立系と言われて、系列色の無かった企業でも、融…

新しい社会に乗り遅れないように

■サービス産業も支配する『工業社会のフレーム』 昨日のエントリー古い価値観を脱ぎ捨てる時 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観るが長い導入部になってしまったが、これから本格的にすべての人、特にビジネスパーソンを巻き込んで行くと考えられる…

古い価値観を脱ぎ捨てる時

■社会の本当の変化はこれから 最近、社会が変化しているという実感は、多かれ少なかれ誰でも持っている。ただ、問題なのは、それが多くの人にとってよい方向の変化というより、どちらかというと悪い方向への変化であることだ。だから皆『不安』を感じている…

良書を読んでもMBAを取っても

■どんな優良企業でも・・ 一度優良な企業として評価されたとしても、それはその企業の永続を保証するものではないことは、理屈ではわかっていても、自ら体験しないとなかなか実感できないものだ。日本の一流企業と言われる会社の従業員も、今、自分たちがそ…

経営者であるからには

■『泥10問題』第二弾 昨日のエントリー原価低減/経費カットほど恐ろしいことはない - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観るの続編として、経営者のあり方のうち、見過ごされがちだが、私が非常に重要と考えているポイントについて、書き加えておき…

原価低減/経費カットほど恐ろしいことはない 

■泥10問題 IPAイベントにて:「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論 - @IT この記事で報道された所謂、『泥10問題』は、一度大きく盛り上がっただけでは収まらず、深く広く影響が波及しているようだ。私も、5月11日付のエン…

iPhoneは日本で売れる? 売れない?

■iPhoneインパクト とうとうアップルのiPhone が日本でも発売されることが決まって(というより正式に発表がある前から)、非常に多くの人がこのことを取り上げ、数多くの評価記事や予測記事が出ている。どの記事も、本当に面白くて、中には非常にためになる…

秋葉原事件に見るネット・コミュニティー育成の重要性

■秋葉原無差別殺傷事件 秋葉原の無差別殺傷事件の被害者の皆様、特に不幸にして亡くなられた方々には、謹んで哀悼の意を表し、心からご冥福をお祈りしたい。 時折秋葉原にも出かける私自身も、大変ショックを受けた。また、現代の元気な日本を象徴する場所で…

変質した日本市場へのアプローチ

■マーケティング界のカリスマ フィリップ・コトラー氏 現代マーケティングの第一人者といわれる、フィリップ・コトラー氏の著作は、マーケティングを学問として勉強した人はもちろん、その多くの著作を通じて、向学心のある人の心をとらえ続けて来た。圧倒的…

私のブログ

今朝、いつもの通り、RSS登録してあるブログをチェックしていたら、アンカテのessaさんのブログのタイトルに、『見えない次元の競争』の重要性、というのが、チラッと見えたので、『ああ、essaさんもこの議論に興味があるんだ。でも、どこから情報を得たのだ…

カテゴリー・イノベーションとは

■次元の見えない競争 次元の見えない競争のことにふれたまま、過当競争を抜け出るために - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る 『可視化の毒』と『見えない』競争の重要性 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る他の案件ついて書いているうち…

市場に存在する法則を勉強する意味

■市場に存在する不思議な『数値』や『理論』とのつきあい方 6月4日のグロコムのセミナーに出席して、東京大学の増田先生のお話を聞いて、『市場分析の過程で見つけられて来た数値やその理論』に関わるお話が出て感じるところがあったので、そのことについ…

グロコムのセミナー「人のつながり」の理論と社会・インターネット

■開催概要 国際大学グローバールコミュニケーションセンターのセミナー、『「人のつながり」の理論と社会・インターネット』に出席した。 * タイトル: 人のつながり」の理論と社会・インターネット * 日時 : 2008年6月4日(水) 午後3時〜5時 * 会場 : 国…

変貌する若者たち(後編)

前回(変貌する若者たち(前編) - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る)、前編と銘打って、変貌する若者たち、というタイトルでエントリーを書いた。 今回は、その後編ということで、一応締めくくっておきたい。 ■若者の変化はネガティブな方向だけ…

世界は文化理解を通じて繋がって行く

■GlobalVoicesについて 先日、私のブログが英訳された件について記事を書いたのだが、(自分のブログが世界に発信された日 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る )そのページをリンクしていただいた人のリンクから、この英訳(というより、多言語化…

講義『地球環境問題と企業の取り組み』を聴講して

■講義の概要 5月31日(土)、首都大学東京のオープンユニバーシティーの講座の一つである、『地球環境問題と企業の取組み』の第一回目の授業に参加した。(全四回)*1 一回目の授業の概要は以下の通り。 日 時: 5月31日(土) 15:30〜 17:0…