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今は予測や情勢分析のスキルを徹底して見直してみるべき時

◼️ 軒並み予測が外れた米国大統領選挙



先の米国大統領選挙が残した印象的なエピソードの一つに、世論調査や専門家の予想が軒並み外れたことがある。マスメディアの予測については、CNNやワシントンポスト紙など、あらかじめヒラリー・クリントン氏支持の旗色を鮮明にしていたメディアは、多かれ少なかれバイアスがかかることはある程度想定内ではあった。ただ、今回州ごとの選挙人獲得予想を発表していた主要メディアは10社以上あったというが、そのほとんどがクリントン氏の勝利を予想していたというから、贔屓目だけが理由というのも無理がある。驚くべきことに、事前の世論調査の結果だけではなく、期日前投票や当日の出口調査という、かなり確度が高いはずの調査結果でさえ、実際の開票結果と食い違うような事例が目立ったというから、調査手法や結果の評価の仕方等、調査活動全体が根本的な見直しを迫られていると言えそうだ。ただ、今回はそれだけではなく、それまで評価の高かった識者や専門家でさえ、予測を誤る事例が多発したことも特徴と言える。例えば、2008年の大統領選挙では驚異的な的中率を誇っていたネイト・シルバー氏(選挙学とセイバーメトリクスを応用して将来の結果を予測するアメリカ合衆国統計学者。2009年4月にはタイム誌が毎年発表する「世界で最も影響力のある100人」の一人に選ばれた)も、今回ばかりは読み違えてしまったようだ。


泡沫候補と言われ続けながらも、予想を常に上回って健闘を続けていたトランプ氏だが、卑猥な発言がYoutubeで拡散して評価が大幅に下がった頃から、さすがにここまでと私も思っていた。私の周囲でもそのようにいう人がほとんどだった。そのため、当選が決まった時には、正直驚きを隠せなかった。だから、私もクリントン氏勝利を予測した識者や専門家を批判できる立場にはない。ただ、予測やそのベースになる情勢分析に関して、私自身も何かを変えていく必要性があることを強く自覚せざるをえなかった。しかしながら、その『何か』が今ひとつ特定できないでいた。



◼️『超予測者』という存在


こういうタイミングだけに、『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』*1というタイトルの訳書(日本でも大統領選挙以前の10月25日に発売)には、思わず惹きつけられた。しかも著者のフィリップ・E・テトロック氏は、専門家の過去の予測を綿密に調べて評価し、その上で『専門家の予測精度はチンパンジーのダーツ投げ並みのお粗末さ』と述べて注目され、本書は全米ベストセラーになったという。まるで今回の大統領選挙で専門家の予測が外れることをあらかじめ知っていたかのようにさえ見えてしまう。


もちろん、今回の大統領選挙の予測が外れたことについては、独自の原因もあるだろうし、本書が述べる『専門家の予測精度が高くない理由』ですべて説明がつくとも限らない。しかも、開票の結果、敗れたクリントン氏のほうが、得票数は200万票以上も多かったというから、そもそも難易度の高い予測だったことは確かだろう。ただ、いずれにしても、あらためて予測を既存の専門家に任せて思考停止してしまうことのリスク、予測精度を上げて正しい意思決定を行うために必要な要件等、本書から学べることは多く、私同様、今回、自分の予測能力に疑念を感じた人には一読をお勧めできる良書だと思う。自らの所属する組織の予測能力の再評価のためのガイドラインとしても利用できるように思われる。


テトロック氏は、彼が揶揄する『専門家』とは別に、卓越した予測の成績をおさめる『超予測者』が存在することを知り、自らも、プロジェクトを編成して、その力の秘密を探り、結果を本書で披露している。彼が述べる『典型的な予測者像』につき、まとめた部分があるので、以下に引用しておく。

慎重確実なことは何もない 。

謙虚現実はどこまでも複雑である 。

非決定論的何が起きるかはあらかじめ決まっているわけではなく 、起こらない可能性もある 。

能力や思考スタイルには 、次のような傾向が見られる 。

積極的柔軟性意見とは死守すべき宝ではなく 、検証すべき仮説である 。

知的で博識 。

認知欲求が強い知的好奇心が旺盛で 、パズルや知的刺激を好む 。

思慮深い内省的で自己を批判的に見ることができる 。

数字に強い数字を扱うのが得意である 。

予測の方法には 、次のような傾向が見られる 。

現実的特定の思想や考えに固執しない 。

分析的鼻先越しの視点から一歩下がり 、他の視点を検討する 。

トンボの目多様な視点を大切にし 、それを自らの視点に取り込む 。

確率論的可能性を多段階評価する 。

慎重な更新事実が変われば意見を変える 。

心理バイアスの直観的理解自分の思考に認知的 、感情的バイアスが影響していないか確認することの重要性を意識している 。

努力についての考え方には 、次のような傾向が見られる 。

しなやかマインドセット能力は伸ばせると信じる 。

やり抜く力どれだけ時間がかかろうと 、努力しつづける強い意志がある

◼️ 専門家ほど陥りやすい罠


中でも、『心理バイアスの直観的理解自分の思考に認知的 、感情的バイアスが影響していないか確認することの重要性を意識している 』という部分こそ、本書全体に通底する最も重要なメッセージだと思う。少なくとも私はそのように受け取った。


要は、専門家としての過信、思い込み、見栄等が、予測にバイアスがかかり、間違ってしまう一番大きな原因の一つであり、それを自分自身で見つけ、認め、変えていく柔軟性の有無が問われているということだ。世評の高い専門家、 IQの高い天才や秀才、その分野で経験が豊富な実務家等でさえ(というより場合よってはそれ故にこそ)、自分自身を過信し、あるいは立場に固執し、その結果、『チンパンジーのダーツ並みの精度』の予測や判断となってしまう。実際、なまじ『専門家』の看板が大きいと、認知バイアス(ある対象を評価する際に、自分の利害や希望に沿った方向に考えが歪められたり、対象の目立ちやすい特徴に引きずられて、ほかの特徴についての評価が歪められる現象)の罠にも落ちやすい。その一方で、『専門家』の予測は重要な判断の糧となることが少なくないから、取り返しのつかない悲劇に直結したりする。


最近の例で言えば、何と言っても米国のイラク侵攻を正当化した、CIAの『サダムフセインイラク大量破壊兵器を隠し持っている』との誤ったレポートだろう(この場合、予測というより、情勢分析というべきかもしれないが、問題の本質はどちらも同じなので、あまりこだわらずにおく)。このレポートは米英等の有志連合のイラク侵攻(2003年3月)の口実となり、その後、長く泥沼のような戦闘行為とテロの応酬が続くことになる。(但し、そもそもこのレポートはイラク侵攻を正当したかった米国首脳の息のかかった捏造である疑いも濃厚にある。)



◼️ 史上何度も繰り返されている


さらに歴史を遡ると、同様の事例として、ケネディ大統領時代に、あやうく当時のソ連との核戦争を誘発しかかった、キューバ危機(ピッグス湾事件)における情勢判断の誤認がある。CIAによるキューバ政府軍の過小評価、『キューバ軍の一部が寝返る』という根拠のない判断等に基づくずさんな作戦計画が、侵攻作戦の大失敗を引き起こすことになった。


ケネディ大統領といえば、ケネディ政権と、ケネディ大統領暗殺後にそれを継いだジョンソン政権において、国防長官を務めたロバート・マクナマラを中心とした『ベスト&ブライテスト』*2である人々が、政策を誤り、ベトナム戦争の泥沼に米国を引きづりこむことになった件も有名だ。これはジャーナリストのディビッド・ハルバースタムピューリッツァー賞を受賞した同名の著作で当時の様子を詳細に描き出しているが、どうして最良(ベスト)かつ最も聡明(ブライテスト)なはずの人々がこのような愚かしい(らしくない)失敗をしてしまうのか、というこれまで述べてきたのと同様のテーマが扱われている。こうしてみると、米国も、史上、同様の失敗を何度も繰り替えしているということになりそうだ。



◼️ 日本人も同じ


もっとも日本人もそれを笑うことなど到底できない。日本にも、先の戦争中の失敗(ノモンハンガダルカナルインパール等での作戦の失敗)の原因を分析した、『失敗の本質―日本軍の組織論的研究 』*3という優れた著作があり、ここに示された失敗の根本原因もほぼ同じといっていい。当時最も優秀とされた軍事官僚や将校の信じられないほどの愚かしい予測/判断/意思決定を明らかにしている。しかも、困ったことに、ここに出てくる旧帝国陸海軍の所業と同類系の行いは、今に至るも日本の組織の彼方此方で、連綿と繰り返されている。



◼️ 貴重な教訓をどう生かしていくか


これは、おそらく地域や歴史をまたぐ普遍的な問題というべきなのだろう。もちろん、専門家や識者と呼ばれる人々の中に、素晴らしい『予測者』がいることを全面的に否定するものではない。私も、素晴らしい専門家や研究家で、予測能力にも卓越した能力を持つ人を沢山知っている。しかしながら、同時に、専門家が自分の間違いを認めることがいかに難しいかについても、苦い経験を通じて多くの事例を知っているつもりだ。だから、この教訓を身に刻みつけるためには、上記にあげたような書籍を一度流し読むくらいでは話にならないことも承知している。読書はきっかけに過ぎず、日々、日常の仕事の中で、繰り返し思い出して習慣化していくしかない。


今世界はますます混乱の極みに突入しつつある。それでなくても難しい『予測』や『情勢判断』はさらに一層難易度の高いスキルになろうとしている。だが、それだけに、そのスキルの必要度はますます高くなっているとも言える。せっかくなので、これを機会に自分なりの『予測者』像を探求して、自分にもできることから初めてみようと思う。




◼️ 軒並み予測が外れた米国大統領選挙



先の米国大統領選挙が残した印象的なエピソードの一つに、世論調査や専門家の予想が軒並み外れたことがある。マスメディアの予測については、CNNやワシントンポスト紙など、あらかじめヒラリー・クリントン氏支持の旗色を鮮明にしていたメディアは、多かれ少なかれバイアスがかかることはある程度想定内ではあった。ただ、今回州ごとの選挙人獲得予想を発表していた主要メディアは10社以上あったというが、そのほとんどがクリントン氏の勝利を予想していたというから、贔屓目だけが理由というのも無理がある。驚くべきことに、事前の世論調査の結果だけではなく、期日前投票や当日の出口調査という、かなり確度が高いはずの調査結果でさえ、実際の開票結果と食い違うような事例が目立ったというから、調査手法や結果の評価の仕方等、調査活動全体が根本的な見直しを迫られていると言えそうだ。ただ、今回はそれだけではなく、それまで評価の高かった識者や専門家でさえ、予測を誤る事例が多発したことも特徴と言える。例えば、2008年の大統領選挙では驚異的な的中率を誇っていたネイト・シルバー氏(選挙学とセイバーメトリクスを応用して将来の結果を予測するアメリカ合衆国統計学者。2009年4月にはタイム誌が毎年発表する「世界で最も影響力のある100人」の一人に選ばれた)も、今回ばかりは読み違えてしまったようだ。


泡沫候補と言われ続けながらも、予想を常に上回って健闘を続けていたトランプ氏だが、卑猥な発言がYoutubeで拡散して評価が大幅に下がった頃から、さすがにここまでと私も思っていた。私の周囲でもそのようにいう人がほとんどだった。そのため、当選が決まった時には、正直驚きを隠せなかった。だから、私もクリントン氏勝利を予測した識者や専門家を批判できる立場にはない。ただ、予測やそのベースになる情勢分析に関して、私自身も何かを変えていく必要性があることを強く自覚せざるをえなかった。しかしながら、その『何か』が今ひとつ特定できないでいた。



◼️『超予測者』という存在


こういうタイミングだけに、『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』*4というタイトルの訳書(日本でも大統領選挙以前の10月25日に発売)には、思わず惹きつけられた。しかも著者のフィリップ・E・テトロック氏は、専門家の過去の予測を綿密に調べて評価し、その上で『専門家の予測精度はチンパンジーのダーツ投げ並みのお粗末さ』と述べて注目され、本書は全米ベストセラーになったという。まるで今回の大統領選挙で専門家の予測が外れることをあらかじめ知っていたかのようにさえ見えてしまう。


もちろん、今回の大統領選挙の予測が外れたことについては、独自の原因もあるだろうし、本書が述べる『専門家の予測精度が高くない理由』ですべて説明がつくとも限らない。しかも、開票の結果、敗れたクリントン氏のほうが、得票数は200万票以上も多かったというから、そもそも難易度の高い予測だったことは確かだろう。ただ、いずれにしても、あらためて予測を既存の専門家に任せて思考停止してしまうことのリスク、予測精度を上げて正しい意思決定を行うために必要な要件等、本書から学べることは多く、私同様、今回、自分の予測能力に疑念を感じた人には一読をお勧めできる良書だと思う。自らの所属する組織の予測能力の再評価のためのガイドラインとしても利用できるように思われる。


テトロック氏は、彼が揶揄する『専門家』とは別に、卓越した予測の成績をおさめる『超予測者』が存在することを知り、自らも、プロジェクトを編成して、その力の秘密を探り、結果を本書で披露している。彼が述べる『典型的な予測者像』につき、まとめた部分があるので、以下に引用しておく。

慎重確実なことは何もない 。

謙虚現実はどこまでも複雑である 。

非決定論的何が起きるかはあらかじめ決まっているわけではなく 、起こらない可能性もある 。

能力や思考スタイルには 、次のような傾向が見られる 。

積極的柔軟性意見とは死守すべき宝ではなく 、検証すべき仮説である 。

知的で博識 。

認知欲求が強い知的好奇心が旺盛で 、パズルや知的刺激を好む 。

思慮深い内省的で自己を批判的に見ることができる 。

数字に強い数字を扱うのが得意である 。

予測の方法には 、次のような傾向が見られる 。

現実的特定の思想や考えに固執しない 。

分析的鼻先越しの視点から一歩下がり 、他の視点を検討する 。

トンボの目多様な視点を大切にし 、それを自らの視点に取り込む 。

確率論的可能性を多段階評価する 。

慎重な更新事実が変われば意見を変える 。

心理バイアスの直観的理解自分の思考に認知的 、感情的バイアスが影響していないか確認することの重要性を意識している 。

努力についての考え方には 、次のような傾向が見られる 。

しなやかマインドセット能力は伸ばせると信じる 。

やり抜く力どれだけ時間がかかろうと 、努力しつづける強い意志がある

◼️ 専門家ほど陥りやすい罠


中でも、『心理バイアスの直観的理解自分の思考に認知的 、感情的バイアスが影響していないか確認することの重要性を意識している 』という部分こそ、本書全体に通底する最も重要なメッセージだと思う。少なくとも私はそのように受け取った。


要は、専門家としての過信、思い込み、見栄等が、予測にバイアスがかかり、間違ってしまう一番大きな原因の一つであり、それを自分自身で見つけ、認め、変えていく柔軟性の有無が問われているということだ。世評の高い専門家、 IQの高い天才や秀才、その分野で経験が豊富な実務家等でさえ(というより場合よってはそれ故にこそ)、自分自身を過信し、あるいは立場に固執し、その結果、『チンパンジーのダーツ並みの精度』の予測や判断となってしまう。実際、なまじ『専門家』の看板が大きいと、認知バイアス(ある対象を評価する際に、自分の利害や希望に沿った方向に考えが歪められたり、対象の目立ちやすい特徴に引きずられて、ほかの特徴についての評価が歪められる現象)の罠にも落ちやすい。その一方で、『専門家』の予測は重要な判断の糧となることが少なくないから、取り返しのつかない悲劇に直結したりする。


最近の例で言えば、何と言っても米国のイラク侵攻を正当化した、CIAの『サダムフセインイラク大量破壊兵器を隠し持っている』との誤ったレポートだろう(この場合、予測というより、情勢分析というべきかもしれないが、問題の本質はどちらも同じなので、あまりこだわらずにおく)。このレポートは米英等の有志連合のイラク侵攻(2003年3月)の口実となり、その後、長く泥沼のような戦闘行為とテロの応酬が続くことになる。(但し、そもそもこのレポートはイラク侵攻を正当したかった米国首脳の息のかかった捏造である疑いも濃厚にある。)



◼️ 史上何度も繰り返されている


さらに歴史を遡ると、同様の事例として、ケネディ大統領時代に、あやうく当時のソ連との核戦争を誘発しかかった、キューバ危機(ピッグス湾事件)における情勢判断の誤認がある。CIAによるキューバ政府軍の過小評価、『キューバ軍の一部が寝返る』という根拠のない判断等に基づくずさんな作戦計画が、侵攻作戦の大失敗を引き起こすことになった。


ケネディ大統領といえば、ケネディ政権と、ケネディ大統領暗殺後にそれを継いだジョンソン政権において、国防長官を務めたロバート・マクナマラを中心とした『ベスト&ブライテスト』*5である人々が、政策を誤り、ベトナム戦争の泥沼に米国を引きづりこむことになった件も有名だ。これはジャーナリストのディビッド・ハルバースタムピューリッツァー賞を受賞した同名の著作で当時の様子を詳細に描き出しているが、どうして最良(ベスト)かつ最も聡明(ブライテスト)なはずの人々がこのような愚かしい(らしくない)失敗をしてしまうのか、というこれまで述べてきたのと同様のテーマが扱われている。こうしてみると、米国も、史上、同様の失敗を何度も繰り替えしているということになりそうだ。



◼️ 日本人も同じ


もっとも日本人もそれを笑うことなど到底できない。日本にも、先の戦争中の失敗(ノモンハンガダルカナルインパール等での作戦の失敗)の原因を分析した、『失敗の本質―日本軍の組織論的研究 』*6という優れた著作があり、ここに示された失敗の根本原因もほぼ同じといっていい。当時最も優秀とされた軍事官僚や将校の信じられないほどの愚かしい予測/判断/意思決定を明らかにしている。しかも、困ったことに、ここに出てくる旧帝国陸海軍の所業と同類系の行いは、今に至るも日本の組織の彼方此方で、連綿と繰り返されている。



◼️ 貴重な教訓をどう生かしていくか


これは、おそらく地域や歴史をまたぐ普遍的な問題というべきなのだろう。もちろん、専門家や識者と呼ばれる人々の中に、素晴らしい『予測者』がいることを全面的に否定するものではない。私も、素晴らしい専門家や研究家で、予測能力にも卓越した能力を持つ人を沢山知っている。しかしながら、同時に、専門家が自分の間違いを認めることがいかに難しいかについても、苦い経験を通じて多くの事例を知っているつもりだ。だから、この教訓を身に刻みつけるためには、上記にあげたような書籍を一度流し読むくらいでは話にならないことも承知している。読書はきっかけに過ぎず、日々、日常の仕事の中で、繰り返し思い出して習慣化していくしかない。


今世界はますます混乱の極みに突入しつつある。それでなくても難しい『予測』や『情勢判断』はさらに一層難易度の高いスキルになろうとしている。だが、それだけに、そのスキルの必要度はますます高くなっているとも言える。せっかくなので、これを機会に自分なりの『予測者』像を探求して、自分にもできることから初めてみようと思う。

*1:

超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条

超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条

*2:

ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (Nigensha Simultaneous World Issues)

ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (Nigensha Simultaneous World Issues)

*3:

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

*4:

超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条

超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条

*5:

ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (Nigensha Simultaneous World Issues)

ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (Nigensha Simultaneous World Issues)

*6:

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)