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2012年は破局の年? エキサイティングな年?

波乱の2011年


ものすごい波乱の年だった2011年が後数時間で終わろうとしている。


ここ何年も、この時期に1年を振り返るというようなことをあまりやらなかった私も、さすがに今年ばかりは一体この一年は何だったのか、そしてそれは自分自身にどのようなインパクトを与え、自分をどう変えることになったのか、というようなことに主を馳せる気になってしまう。


「今年の10大ニュース」という類のまとめも例年以上に沢山出て来ていて、世界中で驚くような出来事が多発したから、どれも大変読み応えがある。だが、本当に大事なのは、この波乱の一年を経て、来るべき年以降をどう予測していくのか、そして、どう備えて行けばいいのかのほうだろう。そちらのほうも、短いコメントを含めて言えば、沢山の記事を見つけることができる。ただ、日本の置かれた客観情勢がいかにも厳しいものであるため、総じて悲観色が強く、何より「良い年になるように祈りたい」というような詠嘆調のものが圧倒的に多いのはやむをえないところかもしれない。



どう開き直るか


世界の情勢も欧州情勢のように、「瀬戸際」を感じさせる緊迫したものが多いし、逆に日本は、もうあと一歩で破局が来る、という意味で「瀬戸際」にあるとの意識がかなり一般化しているように見える。日本の情勢は、贅沢は言わなければそこそこ満足できる、というようなのんびりしたものではない。あと一歩で、大穴が空いたり、大変動が起きるかもしれない、というように非常に緊迫していると見るのが「リアル」だろう。だが、人間の心理というのは、よくしたもので、このような時に自分自身を極度に追い込んだりしないように自己防衛する仕組みができているらしい。その結果、「考えても仕方がない」と開き直って、本当に考えないというのが、一般的なのだろうと思う。


だが、それで心の(胸? 腹?)のつかえがスッキリする人はいないのではないか?  どうせ開き直るなら、もう一歩前に出て開き直るほうが、より心(精神)の健康にとって良いのではないか。少なくとも私はずっとそう考えて、自分自身の肝の据え方としてきた。それを自分自身にこの機会に再度言い聞かせると同時に、ブログで開示して皆さんにもシェアすることで、この一年私のブログを読んでいただいた方々への感謝の気持ちとしたい。


なんて、たいそうに宣言するほどのこともないのだが、こういうことだ。

「変化を楽しむ」

エキサイティングな時代


2011年に起きた地震津波、あるいは原発事故のようなことも、破局的ではあるのだが、一面、日本人のマインドを大きく変えることに多大な貢献をしたことを否定する人はいまい。経済についてみても、戦後営々と培って来た体勢を何とか維持したい、という観点でみると、心は地獄を這い回ることになる。なぜなら、もう本当に変わらざるをえないからだ。だが、変化すること自体に期待し、楽しむことが出来れば、これほどの歴史の転換点に居合わせることは難しいくらいの転換点にいるわけだし、それはすごくエキサイティングなことだ。


過去のあり方に固執し、自分自身がつくりあげた物語から出ることができない人たちにとっては、まさに2011年は終わりの始まりで、2012年以降は破局・破滅が待っているとしか見えないかもしれない。だが、変化するための必然と考えれば、2012年以降の見方は変わってくる。過去に決別するためのさらなる変化が起きるかもしれない。だが、それは未来につながっている。まだ見ぬ新しい世界につながっている、という意味でエキサイティングで興味深い。


そもそも、歴史をちょっとかじってみれば、戦後の日本は非常に特殊な仮想空間の中の出来と言ったほうがいいくらいの時期であることはすぐにわかる。それを未来永劫続くという空想物語をつくって、自分をそこに閉じこめてしまうこと自体異常だったのだ。今、物理的なオリが本格的に壊れようとしている。だが、心のほうはまだ多くの人がオリの中にいるようだ。不自由だが、食うにも困らず、そこそこ暖かかったオリの外に急に出れば、寒くて不安になるのは当然だ。だが、そこには、自由がある。自分自身の運命を自分で決めることができる。何が起きるかわからない。でも、すごく面白い、楽しいことも起きる可能性は広がる。



心のオリ

「そんなにうまくはいかない」「怖い」「不安だ」「自分にはダメだ」「それは強者の理論だろう」・・・

たぶん、もっともっとあらゆる種類の反感や違和感が湧いてきたはずだ。そう、それがあなたの「心のオリ」だ。誰が押し付けたものでもない、自分自身でつくったオリだ。出るのも留まるのもあなた次第。あなたの自由だ。だが、たぶん留まろうと固執すれば、2011年がそうであったように、2012年にはさらなる苦境が待っているだろう。だが、オリから出る覚悟を決めて、あらゆる愚痴を封印できれば、2012年は2011年以上の歴史の転換点、さらにエキサイティングで見応えのある歴史絵巻になるはずだ。そして、その中できっとあなたは輝くことができる。



ありがとうございました


まあ、書きたい放題書かせていただいたが、あらためて、今年一年、私の拙いブログにお付き合いいただいた方々に深く感謝申し上げると同時に、2012年がエキサイティングで楽しめる一年になるようお祈り申し上げる。